- 2016.12.21
- Journal
落ちるとキケン!第四回 お手製ホームページの落とし穴
過去3回にわたって、社員や友人・知人に依頼して制作してもらう「お手製ホームページ」の落とし穴をご紹介してきました。
これらの落とし穴を乗り越えて、無事にお手製ホームページを公開できたら一安心・・・と言いたいところですが、実は公開後にも落とし穴があるのです。
その一つに「ホームページの更新ができなくて困っている」というご相談を多くいただきます。
なぜ、ホームページの更新ができなくなってしまったのでしょうか?
今回は、ホームページ公開後の運用における落とし穴について取り上げます。
落ちるとキケン!
見通しの甘さが引き起こす問題
ホームページの情報を更新したい場合、お手製ホームページの制作に携わった社員や友人・知人に依頼することが多いのではないでしょうか?
社員や友人・知人であれば、依頼してから比較的早く対応してもらえるだけでなく、費用も抑えられるので、願ったり叶ったりです。
しかし、ある時を境に突然ホームページの更新ができなくなることがあります。
例えば、ホームページを担当していた社員の退職です。
後任の担当者が選任できれば良いのですが、限られたリソースの中で本業と兼任しながら、しかも専門的な知識が求められるとなれば、現実的には困難なことです。
また、友人や知人に依頼した場合も、多忙のために更新作業を断られてしまうことがあり、八方塞がりに陥ってしまうケースも多いようです。
さらに、こうしたケースでホームページを管理されている場合の多くは、セキュリティなどの運用状況を会社側が把握していることが少なく、ホームページの改ざんリスクを一層高めてしまいます。
落ちないために!
いざという時に備える体制づくり
ホームページの運用時には、様々な問題が起こり得るものです。
そのような問題に備えるためには、体制をしっかり整えておくことが求められます。
ここでは、例としてあげたホームページを担当していた社員が退職する場合で考えてみましょう。
社内スタッフだけで運用体制を整えるのであれば、ホームページ担当者を複数人選任して、誰か1人が退職することになっても、別の担当者がカバーして、安定的に運用ができる状態にしておく必要があります。
また、社内での安定的な運用が困難と見込まれるのであれば、ホームページ制作会社に相談・依頼することで、スムーズかつ継続的にホームページ更新が可能となるだけでなく、運用における社内スタッフの負荷軽減にも繋がります。
ホームページ制作会社を選ぶ際にも、CMS等のセキュリティアップデートやデータバックアップの多重化の有無、運用サポート体制など確認しておくことが肝要です。
ホームページで失敗しないために
今やホームページは、顧客とのコミュニケーションツールであり、会社の顔ともいえます。
掲載情報の修正や情報更新が滞ってしまうと活動していない会社のように見られ、ましてや改ざんなどに遭ってしまうと信用低下を招きかねません。
こうしたイメージ悪化に陥らないよう、安定したホームページの運用体制とセキュリティ管理は、とても重要になってきているのです。
まだ運用体制を整えていない、あるいは運用体制に不安を感じている場合は、ホームページのプロである制作会社に相談するなど、まさかの事態に備えておくことをおすすめします。
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