- 2016.10.31
- Journal
落ちるとキケン!第三回 お手製ホームページの落とし穴
前回の「落ちるとキケン!第二回 お手製ホームページの落とし穴」では、著作権やライセンスなどを理解せずに、インターネット上で配布されている素材を利用してホームページが作られているケースをご紹介しました。
お手製ホームページに関するお問い合わせの中には「社名で検索しても他社のホームページが上位に表示されて困っている」、「自社のサービス・製品名で検索しても、検索結果に表示されないので助けてほしい」といったSEOや検索結果に関する問題について、ご相談いただくケースがあります。
実は、これらの問題の多くはホームページ側に原因があるのです。
今回は、SEOにおける落とし穴について取り上げます。
落ちるとキケン!
検索エンジンを意識した作りになっていないケース
お手製ホームページの共通した特徴として、SEOと呼ばれる検索エンジン対策を意識した作りになっていないという点がよく挙げられます。
代表的な検索エンジンGoogleでは、クローラと呼ばれるプログラムによって、インターネット上のホームページを自動的に検出・スキャンした上で検索エンジンデータベースに登録し、独自の評価基準を元にランク付けを行います。
検索エンジンの定めているガイドラインにはさまざまなルールがあり、設計段階から細部まで配慮していかなければなりません。
また、ガイドラインのルールに違反している場合、ペナルティ対象となり、検索結果から追放されることがあります。
さらに、検索エンジンの仕様は不定期で変更されるため、古い知識のまま作られたホームページや固有のキーワードで検索上位を目指してページを作っても、期待する効果が現れにくくなってしまいます。
落ちないために!
ガイドラインに沿ったサイトを作りましょう
検索結果の上位に表示されやすくするためには、まず検索エンジンのガイドラインをよく理解してホームページを作る必要があります。
Googleのガイドラインでは、Googleがホームページを検出・理解できるように作ることや、訪問者がホームページを利用しやすいように作ること、ユーザーのことを最優先に考えたホームページを作ることなど、品質にも配慮するように記載されています。
また、検索サイトから集客する上では、検索エンジンのガイドライン以外にも、適切なキーワードを選んで、ホームページ上に選定したキーワードを組み込むなど、これら緻密なSEOを意識したホームページ作りも重要です。
これらの内容を社員や友人・知人の方がホームページ制作と併せて行うのは、現実的に難しい作業かもしれません…。
ホームページ制作を依頼する際には、検索エンジンのガイドラインに沿った制作だけでなく、適切なキーワードの調査も含めたSEOが可能であるか確認するようにしましょう。
ホームページ制作で失敗しないために
検索サイト大手のGoogleは、常に検索アルゴリズムを変更しており、それに応じてホームページも常に対応していかなければなりません。
また、Yahoo!JAPANの検索エンジンはGoogleの検索技術を取り入れており、Googleの検索結果はYahoo!の検索結果にも同様に影響します。
見込み客を集める上で重要な導線となるSEOをしっかり行わなけば、期待した効果が現れず、投資した時間も費用も無駄にしかねません。
できることなら、キーワード選定や設計など、ホームページ制作する前に、大切な部分だけでもプロの制作会社に依頼した方が良いでしょう。幅広い知識・経験をもとに、現状の検索エンジンの仕様にあわせて適切な対応を行うため、心配する必要はありません。
SEO(検索エンジン対策)はホームページ制作時だけでなく、公開後の運用も重要です。
計画性をもったうえ、しっかりと集客できるホームページを作りましょう。
Web制作のこと、
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