- 2016.09.19
- Journal
WordPressではじめる企業ホームページの運用方法
ホームページをWordPressで制作している企業が増えてきました。それもそのはず、WordPressは初心者から上級者まで幅広く活用できる、オープンソースのブログソフトウェアです。もちろん単なるブログではありません。実際に大手企業のホームページもWordPressで運用している事例は少なくありません。企業ホームページ活用にもWordPressは欠かせない存在になっています。
WordPressとは?
WordPressは、だれでも無料で活用することができるオープンソース(一般に公開されているソフトウェア)のブログソフトウェアです。プログラム言語はPHP、データベースはMySQLを使用して、ブログなど動的なホームページを構築できます。
どうしてWordPressは無料なの?と、よく質問されるのですが、無料配布されているオープンソースの目的は、多くの人に使ってもらうことで、より良いソフトウェアへと昇華させることにあるからです。製作したプログラマーたちは、自分の作品を世界中で使ってもらいつつ、実際の使用を通じてさらに改良を加えていくことができ、新たなニーズ発掘やプログラム完成度を高めることができるのです。それがオープンソースの魅力です。
CMSとしてのWordPress の優れた点
WordPressの特筆すべき点は、単なるブログソフトウェアではなく、CMS(Contents Management System)として活用できる点です。CMSとはコンテンツを管理するシステムのことですが、具体的には、HTMLを編集することなく、ワープロ感覚でコンテンツを入力・編集することができます。つまり、HTMLの知識がなくてもホームページの管理ができるのです。
またCMSは、複数人でホームページを運用する場合にも適しています。たとえば、アカウントとパスワードを個別に発行し、複数人で管理できる体制を整えれば、更新の頻度を高めつつ、ワークフローのチェックや責任の所在を明らかにすることもできるのです。このような方法を用いることで、コンテンツの質を高め、確実な運用体制を構築することができます。
気になる運用方法について
WordPressで作ったホームページを運用する上で気をつけなければならないのが、セキュリティです。WordPress本体のアップデートは自動で行われるようになりましたが、プラグインと呼ばれるWordPressの補助プログラムのアップデートは個別に行わなければなりません。 長い間放置したままにすると、ホームページの不具合やセキュリティホールを狙った攻撃を受けかねない危険な状況に陥るケースが過去にも多数報告されています。これら必要不可欠なプラグイン自体がセキュリティホールとなり、サイト本体に影響を及ぼしかないのです。ホームページの管理不行き届きを未然に防ぐには、定期的に本体プログラムのアップデートに合わせ、プラグインの適切なアップデート管理が必要なのです。
当社では、WordPressを活用したホームページ制作だけでなく、その後のセキュリティアップデートをサポートする保守サービスをご用意しております。アップデートによるサイトへの影響調査を行った上で、適切なアップデートを実施するほか、報告書にてアップデート内容をご報告いたします。 WordPressサイトの導入から、運用・保守までワンストップでサービスをご提供しておりますので、お気軽にご相談ください。
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