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  • 2024.05.31
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採用サイトを効果的にする制作のポイント

採用サイトを効果的にする制作のポイント

国内の生産活動を中心となって支える、生産年齢人口が最も多かった1995年から2020年までを比較すると、25年で約1,200万人も減少しており、一般的に「働き手とされる年齢層の方は年々減少しています。人手を集めるだけでも難しい時代なのに、求める人材はなかなか見つかりにくくなっていると言えます。

働き手の減少

さらに、せっかく採用しても、すぐに転職されてしまう場合もあります。
入社後にすぐ退職される方は一定数いるようですが、近年における生涯的な雇用への意識の変化に加え、退職代行サービスの登場などにより転職へのハードルが下がっており、仕事や環境のミスマッチがあるとすぐに退職しやすい環境に変化しているからです。

こういった働き手の減少や転職しやすい環境などを背景として、人手が確保しにくい時代となっているのが事実。

安定的な採用に向けて、給料の引き上げ、福利厚生の充実、柔軟な働き方への対応など、各社さまざまな企業努力を重ねているものの、うまく自社の魅力を伝えきれないといった実情もあることでしょう。

したがって会社側は、求職者が他社よりも自社を選びたくなるよう、自社の魅力を最大限表現して伝えていく必要があります。

そこで、おすすめなのが採用サイトです。

初めて採用サイトの制作を検討されている方はもちろん、すでに採用サイトをお持ちで効果を得られていない方も、自社の魅力がさらに伝わるように採用サイトを整備することで、ミスマッチを抑え、応募者数の増加を目指すことができます。

今回は、効果的な採用サイトの制作・整備のポイントについてご紹介します。
社会背景から見ていくことで押さえるべきポイントを知り、人材確保につなげていきましょう。

採用を取り巻く社会背景

採用に関係する社会背景としては、とりわけ人口減少が深刻な問題と言えます。
ここでは国のデータを参考に、今後の人口推移について見ていきましょう。

まず、総務省が2023年10月に発表した人口ピラミッドによると、若年層において、より一層の人口減少が進んでいくことが伺えます。

2023年総務省発表の人口ピラミッド

さらに厚生労働省が2023年5月に発表した将来推計人口では、2070年における総人口が現在の70%に満たない8,700万人になるとの推計もあり、そのうち38.7%を65歳以上が占めるとの結果が出ています。

2070年までに総人口が約30%減少する推計

現在すでに、若年層の求職者数は「希少」とも呼べる状況になっており、今後の全体的な人口減少に比例して求職者総数もさらに減少していくと見られます。

将来的な社員数の確保も見据えて、今から採用に力を入れていく必要があると言えるのではないでしょうか。

自社が求める人材にアプローチするためにも、適した採用情報を適した手法で伝達し、今だけでなく未来に向けた採用活動を進めていきましょう。

適した採用手法とは

求人情報サイトだけで十分?

求める人材へアプローチするために適した採用手法とは、どのようなものでしょうか。

採用手法と聞いて最初に思い浮かぶのは、CMなどで最近よく目にする、求人情報サイトかもしれません。

求人情報サイト

求人情報サイトは、さまざまな会社の採用情報が掲載されているため、求職者の多くが利用しており、いわば「会社と求職者の出会いの場」として機能しています。求職者に自社を知ってもらう第一歩として、有効な手法と言えるでしょう。

ですが、求人情報サイトでは、少なくない掲載費用をかけているにも関わらず、情報が各社同一のフォーマットで構成されていることから他社と差別化した情報発信が難しいといった側面もあります。これにより、会社の印象が薄くなり、求職者の記憶に残りづらくなってしまいます。
掲載企業数の多さも相まって、自社の情報が埋もれてしまう場合もあり、求職者の選択肢に入りづらく、せっかく会社を知ってもらっても応募につながりにくくなってしまうこともしばしばあるようです。

こうしたことから、求人情報サイトのメリットは生かしつつ、デメリットをカバーする手法が必要になります。

採用サイトの併用がおすすめ

求人情報サイトと自社採用サイトの併用

適した採用手法として、おすすめなのが求人情報サイトと採用サイトを併用することです。

採用サイトは、求める人材に合わせたコンテンツ自社ならではの雰囲気を伝えるデザインなど幅広いアプローチから表現することが可能です。

現在の求職者の動向を見ても、まずは求人情報サイトで会社を知り、そこから採用サイトに遷移して、事業やサービスについてじっくり確認するといった傾向があります。求人情報サイトでは伝えきれない自社の魅力を集約させることで、求職者の関心を高めることができます。

人材確保に効果的な採用サイトのポイント

効果的な採用サイトを制作するには、3つのポイントがあります。
すでに採用サイトをお持ちの方も、以下のポイントを掴んで、より人材確保のために有意義な採用サイトへと整備していきましょう。

自社の魅力を伝える

自社の魅力を伝える

採用サイトで特に重要なことは、自社ならではの事業や社風、社会貢献度などを表現し、求職者に自社の魅力を伝えることです。自社の魅力が可視化されていれば、求職者が感じる会社の価値や印象を向上させることにもつながります。

前述のとおり、求人情報サイトと併せて採用サイトを確認される傾向があるため、採用サイトでは求人情報サイトで伝えきれなかった自社の強みが伝わる情報を掲載し、魅力をより深めることが大切です。

求職者が惹きつけられるような自社の魅力を伝えることができれば、応募を後押しする判断材料としての役割も果たすでしょう。

自社の求める人材像にアプローチする

自社の求める人材像にアプローチする

採用活動と一括りにしても、求める人材は

  • 「新卒」か「中途」か
  • ある程度の「技術力」を身につけた人材か
  • その分野の「専門知識」をすでに有する人材か
  • コミュニケーション力や問題解決力などの「能力・スキル」を持つ人材か
  • 積極性や誠実さなどの「性格」が、自社に合う人材か

など、各社さまざまな観点から採用を行っています。

採用サイトでは、上記のような「自社が求める人材像」に合わせて、最適なコンテンツを選択することが可能です。
自社が求める人材像にアプローチすることで、他社よりも訴求力の高い採用サイトとなるでしょう。

求職者のニーズに応えるコンテンツ

時代の変化によって、求職者が就職活動で重視する項目は変化しています。

給料や勤務地などの条件面を重視する割合はもちろん高いですが、近年では就職活動の軸として、福利厚生の充実やワークライフバランスといった声を聞くことも多くなっています。

時短勤務やテレワーク、副業などのニーズに応える

そのため、会社としては求職者のニーズに応えて、現代に適した企業姿勢実際の働き方をイメージしやすい情報を掲載することで、求職者が「この会社で働きたい」と感じる採用サイトを制作することが大切です。

ポイントを押さえて効果的な採用サイト制作を

今回は、以下の3つのポイントについてご紹介しました。

  • 自社の魅力を伝える
  • 自社の求める人材像にアプローチする
  • 求職者のニーズに応えるコンテンツ

上記でご紹介したポイントを取り入れると、人材確保はもちろん社内の意識統一やサービスへの理解を深める「インナーブランディング」の面でも貢献する採用サイトが制作しやすくなります。
業務パフォーマンスの向上や、仕事に誇りを持つなどの効果が期待できるため、会社全体の魅力が底上げされ、応募者の志望度を高める効果も見込まれます。

また、近年は就職活動における情報収集の手段としてスマートフォンやタブレットを使う求職者も増えており、会社情報へのアクセスの手軽さが求められています。
採用サイトは、こうした求職者の取り組み方の変化にも対応でき、今後一段と必要性が高まっていくことでしょう。

スマートフォンを使った就職活動

求人情報サイトを通じて自社に興味を持った求職者に、いかに一歩踏み込んだアプローチを行えるか、そして自社の魅力を伝えきれるかが、この先の採用活動の鍵になると見られます。

今後に向けて求職者の心に響くコンテンツへ

そこで、今回ご紹介したポイントを押さえた上で、採用サイトのコンテンツ制作に取り組むことが大切です。
コンテンツは、自社の魅力を効果的にアピールするために必要な要素と言えます。求職者の心に響く採用サイトにするには、コンテンツの精度を高め、丹念に作り上げていくことが欠かせません。

RECRUIT

次回のブログでは、採用サイトのコンテンツ制作についてご紹介します。
ぜひそちらも合わせてご覧ください。

当社では、採用サイトを含めた様々な業種のWEBサイトを戦略企画から制作・運用まで、幅広くサポートしております。もちろん、ブログやコラムなどの情報発信のためのコンテンツ作成も可能です。

採用サイトの新規制作やリニューアルに関するご相談も承っておりますので、サイト制作でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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Zoomなどの全国オンラインミーティングも対応しておりますので、
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