- 2019.06.20
- Journal
西多摩とのコラボも視野に
話題の希少種アリバカカオ産チョコレート専門店
MAMANO CHOCOLATE 青梅に工房移転
港区赤坂に本店があり、世界で2%の希少なエクアドル産のオーガニックアリバカカオを使ったチョコレート専門店「MAMANO CHOCOLATE」を展開するコータロー(江澤孝太朗社長、本社=港区)はこのほど、青梅市師岡町に青梅工房を開所した。当面は製造のみを予定しているが、将来的には地元産品とのコラボやワークショップも行いたいとし、話題の有名チョコレート店と西多摩のコラボに期待が集まる。
アリバカカオは、世界で栽培される約400万トンのうち2%しか採れない希少な最高品種のカカオ豆の一種で、華やかな香りが最大の特徴で渋味や苦味が少なくすっきりとした味だという。
同社は2013年、日本唯一のアリバカカオ専門店として現地の専門農家と提携し、チョコレート製造を開始。最近のチョコレートブームの中、アマゾン川のほとりで栽培されるオーガニックアリバカカオだけを使用した専門店として話題を呼ぶ。
「自然豊かでチョコレート製造に適した場所を探したところ、青梅はぴったり当てはまりました」と、赤坂本店での製造所を青梅に全面移転した経緯を話すのは同社の製造責任者でショコラティエの本間優作さん(30)。移転に伴い青梅に転居し、西多摩での生活を楽しみにしている。
「こだわったもの、思いの詰まったものを少量でも届けたい」と、大量生産ではなく一つひとつ丁寧に造るのが「MAMANO CHOCOLATE」。定番のミニタブレット、生チョコレートなど約20種類前後の商品をそろえ、赤坂本店とインターネットでの販売を展開。人気が口コミで広がりテレビや雑誌などで紹介されるなど話題を呼んでいる。
青梅での製造を楽しみに、今後は青梅発信の新商品も考案中という本間さん。「チョコレートの好きな方や地元の方に何か還元できるイベントなどに参加できたら。将来的には西多摩の食材ともコラボして発信したい」と笑顔を見せた。
アリバカカオと出会い、現地生産者の支援も行いながらこだわりの品質を提供する江澤社長(33)。「個人的に大好きな檜原村や秋川渓谷に近く、オーナーさんも大変親切にしてくださる場所に工房移転を決めました。まだスタートしたばかりですが、いずれはワークショップや一日販売なども行いたいと思いますのでよろしくお願いします」と、青梅での展開に笑顔で話した。
商品など詳細は同社HPへ。
西多摩新聞 2019年5月31日付 1面より 記事・写真提供:株式会社 西多摩新聞社
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