- 2018.11.21
- Journal
学生が農業現場を見学 農政局が家政大と連携
農林水産省の関東農政局東京都拠点(江東区)は農業の現状や地域振興を図るため東京家政大学(山本和人学長)と連携して12日、学生らがあきる野市の秋川ファーマーズセンターや圃場などを見学するフィールドワークを実施、市やセンター関係者、新規就農者らと意見交換を行った。家政大とのフィールドワークは昨年の瑞穂町に続いて2回目。
農政局では昨年から取り組みを開始。農業・農山漁村の現状を周知することを通して学生などに栄養士や食品産業などへの関心を高めてもらい、行政や地域の協力を得ながら将来的には食料自給率向上を図るのが目的。「食」に関わる地域の課題解決や地域振興策について学生からの提言・提案などの受け入れも期待している。
家政大の学生は栄養学科や環境教育学科、保育科などの1・2年生12人が参加。当日は新規就農者で5年目の工藤健一さん、4年目の長屋太幹(たみき)さんの露地野菜畑などを見学、秋川ファーマーズセンターでは来住野克広センター長の品ぞろえなどの説明を受けた。午後からは廃校になった市立戸倉小を活用した秋川渓谷戸倉体験研修センター(愛称・戸倉しろやまテラス)を見て回り、火打石から出る火花を見るなどの体験をした。
この後、市農林課の渡辺一彦課長や来住野センター長、工藤さん、長屋さんらを交えて意見交換。
「農業は重労働で収入も安定しないのでは」の問いに工藤さん、長屋さんとも「葉物の栽培なら重い物を持たずに生産できる。自分が社長だから働いた分だけ返ってくるのでやりがいがある」とし「これからは観光農園も収益性がある」と付け加えた。
また農薬に関しては自ら農業もする渡辺課長が「以前から比べれば改善されて安全だ」と理解を求めた。
西多摩新聞 2018年10月26日付 2面より 記事・写真提供:株式会社 西多摩新聞社
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