- 2018.09.21
- Journal
音楽好きの集大成を喫茶店に
4500枚のアナログレコード展示
あきる野のカフェ トラモナ
1970年代前後の洋楽を中心に約4500枚のレコードを聴くことができる「カフェ トラモナ」(浦野茂オーナー)がこのほど、あきる野市草花にオープン。店内には浦野さん収集のブルースやR&B、ソウル、ロック、フォークなどのポピュラーな一枚から貴重な名盤が並ぶ。
浦野さんは多西小、秋多中、北多摩高を経て青山学院大学を卒業。中学時代にはフォークのバンドを組み、高校生になるとロックアソシエーションというグループで演奏。大学生になると、渋谷にあったロック喫茶「ブラックホーク」に通い、「音楽好きが集まるお店で、渋谷の二大ロック喫茶の一つとして知られていた。ここで多くの人と交流し、音楽の知識を広げた」と浦野さん。その後、出版社で働きながら定年を迎えるまで、レコードの収集を続けたという。
レコードが聴ける珈琲屋としてボブ・ディランの曲を店名にした同店を今年6月にオープンし、7月にこけら落としのライブも行った。
店の壁面にレコード棚が整然と置かれ、アナログレコードがぎっしり。ボブ・ディランをはじめザ・バンド、ボビー・チャールズ、エリック・カズ、ドニー・フリッツなどの洋楽や、はっぴぃえんどなど邦楽もそろう。現在も、アメリカの個人レーベルからレコードを仕入れるなど、1930年代から現在進行形の音源を聴くことが出来る。
お店で提供するコーヒーカップは高田渡氏らと武蔵野タンポポ団を結成し、ブルースシンガーとしても知られるシバ氏(三橋誠)の手によるもの。過去のコンサートの半券やCD、楽器も置いてあり、ライブも行われるなど、店内全体が音楽に包まれている。
浦野さんは「音楽をずっと聴いてきて、こんな形になった。自分の集大成みたいなもの。音楽が好きなお客さんの居場所であり、散歩ついでに立ち寄ってもらえる場所にもなってほしい」と話していた。
〇Cafe ToRamona
午前10時~午後9時。木曜定休。
あきる野市草花816―1ラルジュ・アー101。
お店の情報やライブの予定は「cafe ToRamona」のブログまたはフェイスブックで。
問い合わせは同店(042-842-3488)へ。
西多摩新聞 2018年8月24日付 5面より 記事・写真提供:株式会社 西多摩新聞社
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