- 2018.08.01
- Journal
落ちるとキケン!第十一回 企業ホームページの落とし穴
~入力フォームを最適化しよう~
EFOとは、「Entry Form Optimization」の略称で、日本語では「入力フォーム最適化」と表現されています。つまり、ホームページに設置されている既存の入力フォームを最適化することによって、フォーム入力中の離脱を減らすことがEFOとなります。
そもそも入力フォームは、申込みや問い合わせ、あるいは資料請求の対応には欠かせません。入力フォームから基本情報を入力して送信してもらえなければ、その先にあるステップには進んでもらえないのです。
もし、ホームページからのコンバージョンが思うように得られていないのなら、あらためて、入力フォームを見直してみてはいかがでしょうか。
なぜ入力フォームを最適化するべきなのか?
ホームページに訪れたユーザーは、その段階では顧客になっていません。あくまでも、顧客の前段階、つまり「見込み客」の状態にあるわけです。
ホームページで集客することは、この見込み客をより多く獲得するということにつながっています。この見込み客が増えれば増えるほど、コンバージョンにつながる顧客を獲得できる可能性も高まります。
ただし、いくらたくさんの見込み客を集めることができ、お問い合わせにたどり着いても、入力フォームで離脱してしまったら意味がありません。
とくに企業のホームページでは、集客した見込み客のうち、一定の割合を顧客にできるような環境を構築しておく必要があります。そのために、入力フォームを最適化することが求められるのです。
離脱しやすい入力フォームとは
入力フォームを最適化することは、CVR(顧客転換率)の向上に直結します。
問い合わせや申し込みをしたいとき、操作が分かりづらいなどの理由でストレスを感じて離脱する人も一定数いるのです。その結果、チャンスを逃してしまうことになり兼ねません。
もし、取引金額が大きい企業であればどうなるでしょうか。チャンスを逃してしまったために、大きな損失につながる可能性もあるでしょう。
だからこそ、あらためて入力フォームを見直すべきなのです。とくに、ユーザーがストレスを感じやすい入力フォームになっていないかチェックしてみてください。たとえば、次のような入力フォームです。
- 手間のかかる入力フォーム
- 分かりづらい入力フォーム
- 見づらい入力フォーム
このような入力フォームを前にすると、ユーザーは「面倒くさい」「わかりづらい」「操作しづらい」と感じて離脱してしまいます。そのような入力フォームは、すぐに改善した方がいいでしょう。
離脱される入力フォームの原因と対策
EFOに着手する際には、まず、「ユーザーの視点に立って入力フォームに向かう」という意識をもってください。
そうすることによって、なぜユーザーが離脱してしまうのかがわかるようになります。ユーザーの感覚をもっておくことが、EFOにおいて何よりも大切なのです。とくに注意したい具体的な改善ポイントとしては、次のようなものが挙げられます。
“入力が楽な”入力フォームを目指す
まずは、入力が楽な入力フォームを目指しましょう。入力項目が多すぎると、ユーザーにとって大きな負担となります。
プルダウンメニューを使った選択式にしたり、サジェスト機能(全て入力を終える前に結果を提案する機能)を活用したりすることで入力項目が減り、ユーザーの負担を軽減することもできます。
“分かりやすい”入力フォームを目指す
次に、分かりやすいということも意識してください。
たとえば、「この先どれくらいの作業があるのか?」「最低限どの項目を入力すればいいのか?」「入力間違えはしていないだろうか?」などの不安をユーザーに抱かせないよう、可能な限り明瞭・明快な入力フォームにしましょう。
“見やすい”入力フォームを目指す
分かりやすさと同様に、ぜひ見やすさにも配慮してください。見やすさとはつまり「視認性」のことです。
たとえば、入力項目を少し大きめにとったり、入力している項目の色を変えたりするだけでも、視認性が高まることもあります。ちょっとした工夫ではありますが、そうした努力がEFOへとつながります。
EFOをはじめとするホームページ制作のご相談は弊社まで!
このように、EFOはホームページのコンバージョン率を高めるためにとても重要な施策となります。
ぜひ、ユーザー視点をもってチェックしてみましょう。また、EFOを含めたホームページ制作のことでお困りの方は、ぜひお気軽に弊社までご相談ください。
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